トップ > 善玉菌のQ&A > 免疫力を高める乳酸菌はどれ?

免疫力の向上に良い善玉菌

小腸と大腸にはたくさんの免疫細胞が密集しており、腸は、ウイルスや病原菌に対する抵抗力がカラダのなかで非常に強い部位となっています。

そのため、善玉菌を増やして腸内環境を整えることによって、免疫力を高めることができます。ビフィズス菌などが免疫力をアップさせる詳しい仕組みについては「免疫力がアップするのはなぜ?」を見てください。

ここでは、免疫力アップの効果を期待できるビフィズス菌や乳酸菌を、まとめて紹介します。

免疫力アップにつながる善玉菌の一覧

  • エンテロコッカス・フェカリス・EC-12
  • エンテロコッカス・フェカリス・EF-2001
  • テトラジェノコッカス・ハロフィラス・Th221(KK221)
  • ビフィドバクテリウム・ラクティス・Bb-12
  • ビフィドバクテリウム・ラクティス・HN019
  • ビフィドバクテリウム・アニマリス亜種ラクティス・LKM512
  • ビフィドバクテリウム・ロンガム・BB536(ビフィズス菌BB536)
  • ビフィドバクテリウム・ロンガム・JBL05
  • ビフィドバクテリウム・ロンガム・SBT2928(ビフィズス菌SP株)
  • ペディオコッカス・ペントサセウス・LP28
  • ラクトコッカス・ラクティス亜種クレモリス・FC
  • ラクトコッカス・ラクティス亜種クレモリス・GCL1176
  • ラクトバチルス・アシドフィルス・L-92
  • ラクトバチルス・カゼイ・BC90(アルビン菌)
  • ラクトバチルス・カゼイ・シロタ(乳酸菌シロタ株)
  • ラクトバチルス・ガセリ・SBT2055(ガセリ菌SP株)
  • ラクトバチルス・パラカゼイ・KW3110
  • ラクトバチルス・プランタラム・HSK201
  • ラクトバチルス・プランタラム・SN13T
  • ラクトバチルス・プランタラム・SN35N
  • ラクトバチルス・ブレービス亜種コアギュランス(ラブレ菌)
  • ラクトバチルス・ペントーサス・S-PT84
  • ラクトバチルス・ラムノーサス・GG(LGG乳酸菌)
  • ラクトバチルス・ロイテリ

免疫力アップにつながる善玉菌は、上記のようにたくさんあります。

ビフィズス菌のほか、乳酸球菌や乳酸桿菌、動物性乳酸菌や植物性乳酸菌、ヒト由来のもの、動物由来のもの、しょうゆの醸造過程でできる「もろみ」から発見されたもの、すぐき漬けから見つかったものなど様々です。

これらの菌は、ヨーグルトや健康食品として製品化されているものが多数ありますが、ここではいくつかに絞って詳細を説明します。

ビフィズス菌ロンガム種の殺菌効果

ビフィズス菌ロンガム種については、その殺菌効果が認められています。高齢者27名を対象に、1日に1000億個以上のビフィズス菌BB536を投与したところ、期間中の高熱やインフルエンザ発症が少なくなったとのこと。

参考 : 感染防御作用 | ビフィズス菌研究所 - BB536.JP

免疫細胞のナチュラル・キラー細胞(NK細胞)や好中球などの殺菌能が高まり、免疫力が上昇したことが確認されています。

また、腸内に細菌が一切すんでいない「無菌マウス」をつかった実験では、病原性大腸菌O157の投与によって、無菌マウスは全滅してしまったのに対して、BB536を定着させたマウスは一匹も死亡しなかったとのこと。

ビフィズス菌ロンガム種による免疫力の向上が確かめられています。

クレモリス菌FC株の免疫活性作用

クレモリス菌FC株(ラクトコッカス・ラクティス亜種クレモリス・FC)については、大手食品メーカーであるフジッコが「カスピ海ヨーグルト」や善玉菌サプリ「善玉菌のチカラ」として製品化しています。

700名を対象にした調査では、カスピ海ヨーグルトのみを食べている人は、そのほかのヨーグルトを食べている人にくらべて風邪の症状が軽いということ、食べる頻度が高いほどよりその傾向が強いということがわかりました。

また、インフルエンザの予防接種の効果を高めたり、インフルエンザウイルス感染後の症状悪化を緩和したりすることもわかっています。

参考 : 免疫調整効果 | 健康効果 | カスピ海ヨーグルト研究会

フジッコでは、カスピ海ヨーグルトに含まれている乳酸菌、クレモリス菌FC株を1粒に20億個以上配合したサプリメント「善玉菌のチカラ」を製造・販売しています。

善玉菌のチカラの詳細と口コミはこちら

フェカリス菌EC-12株の免疫力アップ効果

フェカリス菌EC-12株(エンテロコッカス・フェカリス・EC-12)は、乳酸球菌です。丸い形をした乳酸菌で、ほかの乳酸菌やビフィズス菌よりも非常に小さいサイズであることがその特徴。

約500ナノメートルという大きさなので、大量に摂取するのに向いています。免疫力アップには、より多くの善玉菌を摂取することが大切であり、その点で多量に摂取できるフェカリス菌は適しています。

また、免疫細胞を活性化するチカラは、生菌でも死菌でも変わらないとされています。菌体成分が腸内の受容体と結合することが肝心であり、それには生菌と死菌による差はないからです。

フェカリス菌は基本的に加熱殺菌処理されてサプリメントやヨーグルトに含まれていますが、そのほうが胃酸の影響を受けずに安定して腸に届きますし、長期的に常温保存できるというメリットがあります。

さらに、加熱殺菌されているもののほうが、免疫調節作用が強いという報告もあります。

参考 : フェカリス菌FK-23 - Wikipedia

LKM512の免疫バランス調整作用

ビフィズス菌LKM512(ビフィドバクテリウム・アニマリス亜種ラクティス・LKM512)は「ポリアミン」という物質を作るチカラが高いとされています。

参考 : プロバイオティクス ビフィズス菌LKM512って? | 協同乳業

ポリアミンは、腸管内でアレルゲン(抗原)が吸収されるのを防ぐ「バリア機能」を高めたり、免疫細胞のひとつであるB細胞によってつくられる「IgA抗体」の産生を促進したりする物質です。

寿命伸長やアンチエイジングに関わっているとされるポリアミンをつくる能力が高いため、LKM512はとても注目されています。

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